いろいろ一気見

・「レバノン」イスラエルの戦争映画。ヘブライ語なのがリアル。カメラは戦車から外界を覗くのみ。そこもリアル。でもレバノン・シリア・イスラエルの関係をちゃんと理解してないとわからない。戦ってる兵士も理解してない。うーん。何を描きたかったのかがイマイチ。

レバノン [DVD]

・「30デイズ・ナイト」 ホラー。設定最高。導入部の絵も最高。俯瞰で撮る殺戮シーンも印象的。でもストーリーが…。ヴァンパイアがゾンビのよう。最後の美しいシーン。あれが最初にあって物語を作ったとしか思えない。だから無理が出てくる。一言「…明るくなるまで待ってれば？」で終わっちゃう…。でも何故か好き。2回も見てしまった。

30デイズ・ナイト [Blu-ray]

・「シングルマン」　ドラマ。コリン・ファースがゲイ役。設定が60年代のためか、秘めやかで美しい映画です。愛が伝わる。ジュリアン・ムーアがきれい！！

シングルマン コレクターズ・エディション [DVD]

・「キッズ・オールライト」　ドラマ。こちらはレズビアンの家庭。子供二人。ジュリアン・ムーアの気持ち…自分を認めて欲しいという淋しさがとてもわかる。そして子供たちがすばらしい。いい映画です。

キッズ・オールライト　オリジナルバージョン [DVD]

・「クロムウェル〜英国王への挑戦〜」ティム・ロス主演のほう。清教徒革命で最初の共和制を布いたクロムウェル。親友であるフェアファックス卿が非常に冷静で真摯。片やクロムウェルは短気で粗暴で、どこがピューリタン？ な面も。この映画の解釈で見れば、クロムウェルは暴君でしかない。ティム・ロスの演技のせいもあるけど。王の方に感情移入してしまう。アイルランドでカソリックのものを破壊し尽くしたというクロムウェル（映画には出てこないけど）。彼自身の評価より、100年後にまで影響した革命の意義だけはあるのかも。でも後味悪い映画です。

　…と、次から次へと見てるので、また書き忘れがある。タイトル覚えきれない；；