小室みつ子 / 映画とかドラマとか戯言など

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 『マスター・アンド・コマンダー』 

男しかいない!★★★☆☆


 ついでにこの映画も…。ラッセル・クロウが恰幅のいい船長役やってます。ずーーーっと船の中でのシーンで、船同士の戦いやら、船員との確執やら、男の匂いむんむんの汗臭そうな映画です。それがいいのだっ!!!女が出る必要ないし。出たら困る。


 まさに男と男の友情。酒を飲み交わしつつジョークを言い合って笑いつつ、次の日は敵艦と大砲撃ち合って部下を無くして悲しみに暮れる。でも、コマンダー(指揮官)は決して弱みを見せず、男の中の男らしく振舞うのです。


 …と書いてみたけれど、実はかなり前に見た映画なんで、あまり内容を覚えていない(汗) でもすごく楽しかったというか、堪能した覚えがある。ラッセル・クロウの声と台詞まわしがとても好き。重厚で温かみがあってオーストラリア訛りが素敵。映画としては盛り上がりに欠けるしサービス精神がないというか、観客を喜ばそうというあざといギミックもなく、骨太の映画であります。こういう映画見ると、ああ、男に生まれてみたかった。それもマッチョな男に……なんて、妄想してしまったりします。変なのかな…。まあいいや。とにかく、私はラッセル・クロウが好きなのです。男臭がむんむんして、でも友情でしっかりと信頼しあってるマッチョな世界を堪能するならこの映画です。